ドラッグストアや薬局で販売されているビタミンC誘導体配合化粧水の実際の美白効果は?
配合されているビタミンC誘導体の成分から、本当に効果的なのかという情報を紹介します。
ビタミンC誘導体は、選ぶ商品で実際に得られる効果が大きく違う美白成分なので、選び方にもコツがあります。
目次
ドラッグストアのビタミンC誘導体配合化粧水の美白効果とは?
ビタミンC誘導体配合化粧水もドラッグストアや薬局などでプチプラ価格で購入することができ、非常に人気となっていますが、実際の効果が気になります。
実はビタミンC誘導体は大きく分けると3種類に分類でき、それぞれの成分によって美白効果や毛穴効果、皮脂分泌抑制効果が大きく違うんです。
現在販売されているビタミンC誘導体には、
- 水溶性ビタミンC誘導体
- 油溶性ビタミンC誘導体
- 進化型ビタミンC誘導体
この3種類があり、美白効果の強い順に、進化型ビタミンC誘導体→油溶性ビタミンC誘導体→水溶性ビタミンC誘導体と並べることができます。
ビタミンC誘導体の種類によって、浸透力が大きく違う。
ビタミンC誘導体という美容成分は、ビタミンCが不安定で酸化しやすく、その効果を実感しにくいということで、開発された美容成分でかなり古いもの。
だからどのビタミンC誘導体を配合しているのかということで、大きく肌への作用が異なり、その指標になるのが浸透力の高さ。
それぞれの浸透力の高さを、純粋なビタミンCと比較すると・・・
- 水溶性ビタミンC誘導体は8〜9倍
- 油溶性ビタミンC誘導体は20〜30倍
- 進化型ビタミンC誘導体は100倍以上
水溶性ビタミンC誘導体と進化型ビタミンC誘導体では、その浸透力が11倍以上も違うので、全く異なる美容成分と考えるべき。
しかしビタミンC誘導体という美容成分に、厚生労働省が美白効果を認めていますので、どの種類のビタミンC誘導体が配合されていても、医薬部外品として販売できるんです。
それが非常に厄介で、ドラッグストアや薬局でビタミンC誘導体配合化粧水を購入しても、実際に美白効果を実感できにくいという状況に陥ります。
そこで市販のビタミンC誘導体配合化粧水には、どの種類のビタミンC誘導体が配合されているのか、実際の商品を紹介しながら解説します。
ドラッグストアで購入できるビタミンC誘導体配合化粧水は?
今回紹介するのは、この6つの商品です。
- アスタリフト ローション
- 雪肌精 ローションエクセレント
- illume(イリューム) ホワイトキャプチャーウォーター
- キュレル 美白化粧水 III
- グレイスソフィーナ 薬用 美白化粧水
- ファンケル ホワイトニング 化粧液 II
どれもドラッグストアで購入できるビタミンC誘導体配合化粧水としては、信頼性の高いメーカーばかり。
実際にどの種類のビタミンC誘導体を配合しているのか、非常に気になります。
アスタリフト ローション
富士フィルムのスキンケアブランド である「アスタリフト」
エイジングケアを目的に開発販売された商品で、リン酸アスコルビルMg配合。
容量:150ml
価格:4,104円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
雪肌精 ローションエクセレント
コーセーのブランドで外国人からの評価も高い「雪肌精」
和漢の漢方発想を元に作られている商品で、アスコルビン酸グルコシド配合。
容量:200ml
価格:6,480円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
illume(イリューム) ホワイトキャプチャーウォーター
P&Gが潤いにこだわったブランドの「イリューム」
保湿スキンケアを考えられている商品で、アスコルビン酸グルコシド配合。
容量:150ml
価格:4,104円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
キュレル 美白化粧水 III
乾燥性敏感肌の人のために作られたブランドの「キュレル」
敏感肌用の美白ラインの商品で、アスコルビン酸グルコシド配合。
容量:140ml
価格:2,484円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
グレイスソフィーナ 薬用 美白化粧水
花王の50代向けのブランドの「グレイスソフィーナ」
さっぱり、しっとり、とてもしっとり、濃厚とろみから選べる商品で、アスコルビン酸グルコシド配合。
容量:140ml
価格:3,564円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
ファンケル ホワイトニング 化粧液 II
無添加化粧品にこだわった「ファンケル」
敏感肌でも乾燥肌でも使える商品で、アスコルビン酸グルコシド配合。
容量:30ml
価格:1,836円
ビタミンC誘導体:水溶性ビタミンC誘導体
ドラッグストアで購入できるのは水溶性ビタミンC誘導体ばかり
ここまで読んだあなたなら気づいたでしょう。
有名メーカーのビタミンC誘導体配合化粧水でも、水溶性ビタミンC誘導体ばかり。
これではビタミンC誘導体という名前だけで、実際に効果が高い美白成分を含んでいるわけではありません。
進化型ビタミンC誘導体を配合した化粧水がなかったのも驚きです。
しかもほぼ3,000円以上のプチプラではない化粧水なのに、配合されているのが水溶性ビタミンC誘導体。
この時点で、期待できる美白効果が非常に低いと言うしかありません。
進化型ビタミンC誘導体のAPPSが最強のビタミンC誘導体!
すごく不思議なのは、なぜ進化型ビタミンC誘導体のAPPS(アプレシエ)を使用した商品がないのか?
水溶性ビタミンC誘導体は、30年以上も前に開発された非常に古いビタミンC誘導体。
何種類価種類はあるものの、それでも浸透力の高さは8〜9倍。
しかし超安定型なので、大量生産に向いているという点と、保存期間が長い、水様性なので化粧水に配合しやすいというメリットがあります。
だから大手メーカーがこぞって使用するのも納得できますが、消費者としては効果が高くて安いコスパの良い商品が欲しいもの。
その際に選ぶべきなのが、進化型ビタミンC誘導体の際にAPPS(アプレシエ)
ビタミンCの浸透力が100倍ですよ!真皮層までハンドプレスでビタミンCを浸透させる事ができるので、美白効果も皮脂分泌抑制効果もすごく実感できます。
そんな美白成分があるのに、あえて11分の1の水溶性ビタミンC誘導体を選ぶ理由はありません。
これは実際に私が購入したサイクルプラスのエンリッチローション。
80mlで2,800円というコスパも、今回紹介したドラッグストアで購入できるビタミンC誘導体配合化粧水とも十分に比較できます。
80mlで1ヶ月使用でき、デイリーケアがイオン導入と同じレベルのスキンケア。
だから美白効果も非常に高く、様々な肌トラブルを解消してくれますので、本当におすすめのビタミンC誘導体配合化粧水です。
ビタミンC誘導体という美容成分について、より詳しく知りたいという人は、この記事がおすすめ。
ビタミンC誘導体の種類や、どのようなメリットやデメリットがあるのかをまとめていますので、この記事を読むとビタミンC誘導体について理解できると思います。
ただ一言、ビタミンC誘導体の効果を実感したいなら、進化型ビタミンC誘導体のAPPSじゃないと、難しいのが現実です。