ビタミンC誘導体配合化粧水を使うと、肌が乾燥しやすいという認識をしている人がいますが、実はそれは大きな間違い。
すでに最新のビタミンC誘導体では、保湿力が大幅に改善されていて、乾燥しやすい欠点が解消されています。
実際にどんなビタミンC誘導体が乾燥しやすく、どんなビタミンC誘導体が乾燥しにくいのかを説明します。
目次
ビタミンC誘導体配合化粧水が乾燥しやすいのは過去の話。
実はあまり知られていませんが、ビタミンC誘導体という美容成分は、すでに80年以上もの歴史があるもの。
だから時代とともに様々な変化を遂げ、現在までに大きく分類すると3種類のビタミンC誘導体に分けることができます。
その中でも最も初期に開発されたのが、水溶性ビタミンC誘導体。
長期に渡り、ビタミンC誘導体と言えば、水溶性ビタミンC誘導体だったので、乾燥しやすいという認識でいる人が多いんです。
でもこれは、脂溶性ビタミンC誘導体になった時に大幅に改善され、最新の新型ビタミンC誘導体になると、保湿力はさらに改善されています。
実際には化粧水で使っても新型ビタミンC誘導体なら、肌の乾燥に悩むことなく、潤いを実感することも可能。
それくらい新型ビタミンC誘導体になったことで、ビタミンC誘導体の効果が変わったんです。
水溶性ビタミンC誘導体の欠点が乾燥だった!
先ほども紹介したように、長年ビタミンC誘導体と言えば、水溶性ビタミンC誘導体のこと。
その水溶性ビタミンC誘導体の欠点は乾燥しやすく、化粧水の成分に向かないことだったんです。
とは言え、美容クリームや美容液を併用し、潤いを閉じ込めることで、ビタミンCの抗酸化作用やエイジングケア効果を実感できたんです。
しかも水溶性ビタミンC誘導体でも、通常のピュアビタミンCよりも8〜10倍の浸透力があるので、ピュアビタミンCよりも効果的に作用するんです。
とは言え、新型ビタミンC誘導体が開発された今、あえて水溶性ビタミンC誘導体を選ぶ必要はありません。
市販のビタミンC誘導体配合化粧水は水溶性かも。
市販の化粧水や美白成分配合と書かれている激安な化粧水には、水溶性ビタミンC誘導体が含まれていることが多いんです。
その中でも特に注意すべき成分は、「アスコルビン酸グルコシド」。別名は、L-アスコルビン酸-2グルコシド。
これが水溶性ビタミンC誘導体のひとつで、人間の皮膚では作用しないと言われているもの。
実は、アスコルビン酸グルコシドはラットの実験で美白効果が確認され、人体の皮膚で効果を確認しないまま医薬部外品に登録された美容成分。
数年前に「白斑」問題が起こった化粧品に、多く使用されていた成分なので、購入時には必ず確認するようにしましょう。
値段が安いということ、ドラッグストアで購入できるという点で、長期保存の向かないビタミンC誘導体としては、効果を疑うべき成分。
新型ビタミンC誘導体のAPPS(アプレシエ)がおすすめ!
ビタミンC誘導体でも、新型ビタミンC誘導体と言われているAPPS(アプレシエ)なら、化粧水での使用でも、非常に保湿力の高い美容成分。
しかも、コラーゲンの合成効果も確認されているので、肌が内側から蘇ってきます。
私も使用しているのは、このAPPSタイプのビタミンC誘導体配合化粧水。
APPSのビタミンCの浸透力は、なんとピュアビタミンCの100倍と非常に高い浸透力があり、肌の真皮層に働きかけることで、様々な効果を実感できます。
さらに最近のビタミンC誘導体配合化粧水には、様々な美容成分が配合されたものもあり、ビタミンE誘導体やエイジングケア成分など、肌質改善に非常に効果的。
もしあなたがビタミンC誘導体が乾燥すると思っているのなら、それは大きな間違いです。
乾燥肌の人には、APPSタイプのビタミンC誘導体でもおすすめできません。
それは乾燥するというよりも、皮脂分泌抑制効果が高く、皮脂の分泌量が減少することで、肌のバリア機能が正常に作用しなくなるリスクがあるから。
これは肌質の問題なので、仕方がない話です。
脂性肌や普通肌の人には、APPS(アプレシエ)の新型ビタミンC誘導体は、本当に効果的です。
乾燥しないどころか、ニキビの発生を原因から排除してくれるなど、様々な肌トラブルを改善してくれますので、私も本当に助かっています。
ビタミンC誘導体の情報をまとめた記事がありますので、ぜひ読んでみてください。これを読めば、特徴や違いなどビタミンC誘導体のことがよくわかります。