小林製薬株式会社の薬用ケシミンと、メビウス製薬のホワイトニングリフトケアジェルのシミウス。
シミやそばかすに効果的で、美白効果が高いのはどちらの商品でしょうか。
実際の口コミや評価、有効成分の情報などから徹底検証しますので、シミやそばかす対策をしたい人は是非チェックしてください。
目次
薬用ケシミンのシミやそばかすに対する効果とは?
出典:http://www.kobayashi.co.jp/
小林製薬のケシミンと言えば、TVCMも行っていますし、その名前から想像するイメージで、多くの人がシミが消えると考えていますが、実はそうではないんです。
ケシミンの公式サイトに書かれている文言は、「シミ、そばかすを防ぐ」です。
これからできるシミやそばかすを予防する効果が期待できるけど、シミやそばかすを消す事ができるとは、どこにも明記されていません。
ここを誤解してしまうと、ケシミンを購入しても、シミやそばかすが消えないと不満を持つ原因に。
そもそも、ケシミンの有効成分とはどんな美容成分なのでしょうか?
ケシミンは水溶性ビタミンC誘導体を軸にした商品。
ケシミンの有効成分をチェックすると、商品によって2〜3種の有効成分が含まれています。
- L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- グリチルリチン酸ジカリウム
- トコフェロール酢酸エステル
この中でも、L-アスコルビン酸 2-グルコシドがケシミンの美白成分。
水溶性ビタミンC誘導体でも、安定性の特に高いビタミンC誘導体なんです。
アスコルビン酸にグルコースを結合させたもので、グルコシド基は肌内部で分解されにくい特徴があり、ビタミンCとしての効果を実感しにくい成分。
さらに厚生労働省のサイト内では、L-アスコルビン酸 2-グルコシドの白斑報告が、他の美白成分よりも際立って多いという結果も。
確かに低価格な商品や大手がこぞって昔から使ってきた美白成分なので、そういったことが起こっていても不思議ではありません。
その点は十分に注意しておきたい部分ですが、実際にケシミンを使った人はどう感じているのか。効果や結果を口コミから検証します。
ケシミン使用者の評価や口コミ、レビューは?
・ケシミンの白いクリームは、よく伸びて保湿感も良い感じです。ネーミングからシミが消えるような印象がありますが、そんなことはありません。
ビタミンC誘導体やビタミンE配合なので、できてしまったシミを刻しないように、これ以上できにくいように保湿クリームとして使うのが良いと思います。
・乾燥予防のフェイスクリームとして使っています。テクスチャーが硬めでノビが悪いですが、刺激が少ないので肌荒れしてても使えるのは良いです。
ニキビ予防には効果があると思いますが、シミ消えますと書いているわけではないので、完全に名前負けしています。
ハイドロキノン的なものではないので。シミに部分的に塗っても意味ないですが、心なしかワントーン明るくなったような気もしないでもありません。
・顔にシミができて、気になって購入して使っていますが、いまいち効果を実感できません。
クリームの伸びはよく塗りやすいのですが、今後も使い続けるかどうかは、悩みどころです。
シミウスとケシミン、どちらがシミに効果的?
ケシミンが水溶性ビタミンC誘導体なのに対し、シミウスの有効成分は、プラセンタエキスの美白効果。
プラセンタエキスによるシミウスのシミやそばかすに対する効果は、医学専門誌にも掲載されるほど本格的なもので、実際の効果を実感している人が多いのも特徴。
ケシミンがシミやそばかす予防なら、シミウスはシミやそばかす予防+既にできてしまったシミやそばかすも還元する。
このW効果で、非常に優れた美白効果を実感できる特徴があります。
グリチルリチン酸ジカリウムについては、同じ成分で共に炎症予防でニキビ治療薬などに配合されている成分。
だから美白有効成分の違いが、シミウスとケシミンの効果の違い。
ケシミンが進化型ビタミンC誘導体を配合した商品であれば、シミウスレベルの美白効果を実感できたはずですが、水溶性ビタミンC誘導体では不十分です。
水溶性ビタミンC誘導体は、ピュアビタミンの8〜9倍の浸透力しか無く、真皮層まで浸透しません。
シミウスのプラセンタエキスは、肌のターンオーバーを促進&正常化し、どんどん新しい健康な肌を作り出してくれます。
その結果が、両者の美白効果の大きな違い。
アットコスメの評価も、シミウスは5.3ポイントでケシミンは3.5ポイントと圧倒的にシミウスの方が、美白効果を実感している人が多いんです。
ケシミンはその名前から、非常に高いシミ改善効果があるような気がしますが、実際にはシミ予防ですので、ケシミンとシミウスの効果が違うのは当然の話なのかもしれませんね。
実際にシミウスを使用した私の使用感やレビュー、シミウスの有効成分や口コミなどをまとめた記事がありますので、ぜひ読んでみてください。